布（ぬの）
変幻自在な素材には、未来への夢が織り込まれているかも
様々な服飾製品の素材である布（ぬの）は、「希望」「思案」などの望む未来への展望を象徴します。
特に真っ白で何色にも染まっていない布地ほど、将来へ向けた展望の意味合いが強いとされています。真っ白な布を広げて何かを考える光景を目にしたなら、いよいよ未来へ向けた進路が明確に見えてくるかもしれません。白い布地が別の色に染まったり、素材として何らかのアイテムを作る夢だったなら、より具体的な手順が見えてくるでしょう。
また上質な布地ほど、単なる幸せな未来を見据えるだけでなく、それに伴う経済力や社会的な地位の向上も期待できます。肌触りのよい絹やサテンなどの布地を手にする夢なら、夢の実現を支える別の力も得られるかもしれません。
●綺麗な布の夢
上質な生地なら、将来への希望が開ける吉兆の夢です。
布地のデザインや色彩についても詳しく思い出してみましょう。真っ白な生地なら、特に未来へ希望を抱く意味合いが強調されます。赤色や黄色などの暖色は、愛情に触れる、または情熱を高めるような幸運に恵まれることを意味します。青色や緑色などの寒色は、これまで気分や勢いに任せた状況を冷静な理性によってコントロールすることを表します。一見すると暖色よりも地味な印象ですが、感情に踊らされることなく、要領よく己を高める点では、暖色に勝るとも劣らない良い夢と言えます。
また気に入った布地で衣服などの身につけるアイテムを作る光景も見たなら、布地が象徴する力も同時に身に纏うことを表します。寒色系の布地なら、知的な印象を与えることになりそうです。
●汚れた布の夢
綺麗な布地とは逆に、将来に不安を抱いていることを表します。
どんな汚れ具合だったかも夢を読み解く重要なポイントです。主に汚れた箇所や面積が大きいほど不安感も拡大していくと解釈されます。
小さな汚れた箇所が点々と付着している場合は、まだ表面化していないものの、少しずつ将来への不安が浮かび上がることを暗示しています。汚れた範囲が時間の経過と共に広がっていく光景を目にした場合は、恐れや不安が連鎖的に膨らんでいくことを同時に表します。
ちなみに泥汚れだった場合は、誰かの曖昧な対応、または自分の曖昧な選択が問題を悪化させることを表します。油汚れは、コミュニケーションの齟齬（そご）が不安や不信感を加速させることをそれぞれ表します。
関連する汚れる様子の夢は、汚れる・汚す夢の夢診断ページをご覧ください。
●布地をもらう夢
新たな希望が望める嬉しい知らせが舞い込むことを予兆しています。
前途の綺麗な布地の夢と同じく、美しい上等な布地をもらう夢なら、さらなる幸運が期待できます。絹やサテン、さらには上等なウールなど種類が明確な布地ならきっと将来の夢を実現するためのきっかけが訪れるでしょう。あなたに布地をプレゼントした人物が顔見知りであれば、その人物とのやり取りに幸せのヒントが隠れているはずです。
逆にあなたが誰かに布地をプレゼントする夢も、上質な品物であるほどポジティブな変化を受け取ることを表します。またあなたが手渡すパターンは、さらに経済的に嬉しい変化も期待できます。
関連する何かを貰う夢は、貰う夢の夢診断ページをご覧ください。
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●布地を織る夢
より具体的な希望の未来への道筋が見えてくることを表しています。
出来上がった生地を眺めて満足している様子なら、望む未来への切符を受け取るような嬉しい変化も体験できるでしょう。真っ白な布地なら、まだまだ詳細な未来の自分は見えてこないものの、成長が楽しみな体験となりそうです。ただし不出来な結果に終わる夢だった場合は、まだまだ先行きが見えずに苦戦苦闘することを暗示しています。
またさっそく出来上がった生地で衣服やアクセサリーなど、何らかのアイテムを作る夢も同時に見た場合は、その完成した品があなたの未来の姿を写すヒントとなっています。衣服の場合は、その見た目の印象が、未来のあなたが周囲に与える印象をそのまま投影している可能性があります。もちろんポジティブな印象なら、周囲も成長したあなたに好印象を受けるでしょう。
●布地を広げる夢
広げた布地が大きければ大きいほど、未来への展望も大きいことを表しています。
広げた布地の中に汚れやほつれを発見する夢なら、これからこなす必要のある課題や問題と直面することを意味します。汚れ具合にもよりますが、小さなシミ程度の汚れであれば、乗り越えることは決して難しくはないはずです。そのまま汚れやほつれを修正する夢なら、さっそく目の前の課題・問題をこなすことになりそうです。
ちなみに広げた布地が思ったより小さい、と感じる夢だった場合は、自分に対する過小評価や未来へ向かうことに対して及び腰になっていること等を表します。
●布地を切る夢
望みの未来へ進むために、不要な要素を取り除こうとする姿勢を表しています。
ハサミなどの刃物で何かを切る夢は、切った対象が象徴する力を分断すること、または細分化することなどを意味します。大きすぎるな、と感じる布地をカットする夢なら、現実味のない未来へのプランをより具体的に実現可能な形へと近づけようとしていることを表しています。最終的に満足できる形にする夢であれば、その試みも上手くいくことを暗示していますが、誤って切りすぎてしまう夢だった場合は、現実における判断も誤ることを指すので要注意です。
また余分にカットした布地で何かを作る夢は、将来に向けた行動から思わぬ副産物が産まれることを暗示しています。もしも衣服や財布などを作る夢だったなら、副収入を始めることになりそうです。
関連するハサミの夢は、ハサミの夢診断ページをご覧ください。
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●布地が破れる夢
将来に失望するような問題に直面することを暗示しています。
真っ白な布地や、鮮やかな色彩の布地を破る夢なら、未来への進路を閉ざされたと感じるようなトラブルを体験するかもしれません。特に真っ白な布地なら、ようやく見えたきた将来への希望を閉ざしてしまうような事態に頭を抱えてしまうかもしれません。
逆に汚れた布地、使い古した布地を破る夢なら、ずっと執着していた将来の夢を捨てることを暗示しています。このパターンは、破った際に気分がスッキリする夢なら、ようやく別の新しい道筋を見出す吉兆なパターンとも言えます。
またいずれの場合も、自分の手ではなく他者によって破られる夢だった場合は、夢に現れた人物が問題を運んでくることを暗示しています。ただしこの夢に現れた人物が悪意を持っているとは限りません。
●布地で服を作る夢
完成した服の出来に満足している様子なら、周囲に与えるあなたの印象が大きく変化することを意味します。
普段着などのカジュアルな服を作る夢なら、日常で感じられるあなたの印象に変化が生じることを表します。仕事着やスーツなど、フォーマルな服を作る夢であれば、公的な場での印象における変化を表します。この場合は、ポジティブな印象なら経済力や社会的なステータスにも良い影響が期待できます。
また自分以外の誰かに服を作ってあげる夢なら、あなたの何気ない一言が、作ってあげた人物の印象を変えるきっかけとなることを意味します。この場合も、さっそく袖を通した相手の印象がポジティブに感じられる夢なら、良い変化となるでしょう。
●布を染める夢
尊敬する人物などから感銘を受けることを暗示しています。
染色を施す夢は、考え方を大きく変える影響を受けることを表します。布地の場合は、将来への希望を表すことが多々あるため、もしかしたら進みたい分野におけるスペシャリストの言葉や行動が、あなたの思考を変える変化を与えることになるかもしれません。染まった布地を眺めてポジティブな印象を感じる夢なら、将来の夢の実現に向けてさらに一歩進めそうな変化になりそうです。
ただし望んだ色に染まらなかったり、真っ黒になってしまう夢だった場合は、逆に悪い影響を受けることを表します。染色の際に隣に立っていた人物など、何らかの形で一緒に夢の中に現れた人物が発する言動に注意しておきましょう。
関連する染色する夢は、染める夢の夢診断ページをご覧ください。
●布地を捨てる夢
捨てた時に感じた印象によって夢の意味合いが変化します。
悲しい気持ちで捨てる夢だった場合は、将来の夢を諦めなければならないと感じる出来事が訪れることを暗示しています。またボロボロだったり、派手に汚れている布地だった場合は、薄々感じていた将来の夢の可能性があります。自分の意志で捨てる場合はともかく、誰かが捨てることを強要したり、薦める夢だった場合は、必ずしも正しい判断とは限らないので注意しましょう。
逆に明るい気持ちになる、捨てて気分がスッキリする夢は、ようやく将来について悩んでいた問題にふんぎりがつくことを表しています。この場合は将来の夢、と言うより漠然としてたいた先の問題が解消すると考えられます。
関連する捨てる様子の夢は、捨てる夢の夢診断ページをご覧ください。
●布を畳む夢
綺麗に畳む夢だったなら、気分に流されず未来への道筋を見据えることを表しています。
広げた布を畳む夢なら、夢の実現への最短距離を思いつくことになるかもしれません。畳んだ布地をポケットに仕舞う光景も同時に見たなら、そのきっかけから得られた経験を日常にも活かす場面に恵まれることとなるでしょう。
逆に上手く畳めずにグシャグシャになってしまう夢だったなら、勢いに身を任せて思わぬ問題を被ることを暗示しています。
●布が毛羽立つ夢
かつて諦めた夢に再び触れる出来事を経験するかもしれません。
使用感が感じられる布地を眺める夢は、過去に思い描いてた将来の夢について改めて触れることを表しています。使用感はあるものの、まだまだ綺麗な状態だったなら、再び情熱を取り戻すことになるかもしれません。また虫食い穴や破れた箇所も目にした場合は、思い出だけでなく、過去の苦い経験ついても思い出すことになりそうです。
ちなみに毛羽立っているだけでなく、ほつれた糸が長く伸びている光景を目にしたなら、懐かしい人物と再会することを暗示しています。
関連する糸の夢は、糸の夢診断ページをご覧ください。