胡麻(ごま)
小さな粒には、明日を切り開く力がギッシリ詰まっている
古来から栄養満点な食材として知られる胡麻(ごま)は、「やるき」「高揚」などの失った活力の再生を象徴します。
栄養価の高い食べ物は、夢占いでもそのまま活力増進を表すことがありますが、胡麻はその筆頭とも言える存在です。胡麻を使った美味しい料理を食べて元気になる夢を見たなら、現実でも溢れんばかりの活力が得られるかもしれません。
また胡麻の夢を見た際にチェックしたいのが、他にどんな食材を組み合わせたか、です。
胡麻はそのまま食べるよりも、他の食材に和える、まぶすことがほとんどです。つまり胡麻が象徴する活力は、他の食材が象徴する力がトリガーとなることを同時に表しています。是非、一緒に組み合わせた食材についても一緒に調べてみましょう。より詳しい夢の意味を読み解くが出来るはずです。
●胡麻を擂る夢
今後の方針を見定めようとする慎重な姿勢を投影しています。
食材を擂り潰す様子は、熟考すること、またはその必要性を表します。
この解釈は、そのまま食べるのではなく、敢えて擂り潰そうとする行動が、他の食材との組み合わせることを想定していること、つまり別の要素を合わせて試行錯誤していることに由来します。もちろん吉凶を分けるポイントは、擂り潰した胡麻がその後どうなったか、そして料理に使った場合は上手に作ることが出来たか、です。
擂るだけに終わる夢なら、まだまだ結論に至らないことを表します。美味しい料理を作ることが出来たなら、熟考を重ねることで素晴らしい結果を得ることとなることを暗示しています。胡麻は活力の源でもあるため、その成功によってあなたのやる気も大いに増進するでしょう。
ちなみに胡麻を擂る、という言葉は周囲に媚びを売る例えとして知られていますが、これは胡麻をすり鉢で擂った際に、周りに胡麻がつくことが由来となっています。夢占いでは、よくこの例えがそのまま反映されることがありますが、このパターンは該当しないようです。
●胡麻を食べる夢
失った活力を取り戻すことを暗示しています。
栄養価の高い胡麻は、夢占いにおいても強靭な力を与えてくれるパワーフードです。そのまま食べる夢でも十分ですが、料理に使って美味しく食べる夢でも申し分ない力を発揮してくれるでしょう。
ただし、明らかに異常な量を貪るように食べる夢だった場合は、逆に足りない活力を強く求める心理を投影しています。また料理に大量に使う夢も、同様の解釈となります。
また胡麻を使ったお菓子を食べる夢だった場合は、私生活で耳寄りな情報を得ることを暗示しています。誰かと一緒に食べるシチュエーションだったなら、夢に現れた人物がそのヒントを運んでくるでしょう。
関連する食事の様子の夢は、食べる夢の夢診断ページをご覧ください。
●胡麻をこぼす夢
前途の食べる夢と逆に、活力を失うことを表しています。
食べ物や飲み物をこぼす夢は、大事な何かを忘れてしまう、または重要な情報を聞き逃すことを象徴しています。胡麻は活力のシンボルであるため、何らかのアクシデントによってやる気が減退してしまうことを示しています。
料理を作る際に誤ってこぼしてしまう夢だった場合は、着手しようとしている計画に何らかの穴があることを暗示しています。またこれから重要な会議を控えているなら、議題の鍵となる情報を取りこぼす可能性があるので注意しておきましょう。
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●胡麻を炒る夢
気分を高揚させるような刺激的な話題が舞い込んでくるかもしれません。
炎によって食べ物を炒る光景は、火が象徴する感情の高まりが活力を増進させることを表します。胡麻そのものも活力の意味合いが含まれるため、その効果がさらに強調されていると言えるでしょう。さっそく煎った胡麻を使って美味しい料理を作る夢も見たなら、好調な波に乗ってさらに躍進することとなりそうです。
ただし火力が強すぎて胡麻を焦がしてしまう夢だった場合は、感情に飲まれてしまい、肝心の活力そのものを失ってしまうことを指すので要注意です。また誰かと一緒に胡麻を炒る夢だった場合は、その人物との衝突を暗示しているのでこちらも注意しておきましょう。
●胡麻を使って料理をする夢
やる気の高まりと共に創造力も活発となることを表しています。
美味しい料理が出来上がったなら、週末の楽しい計画や、やりがいのありそうな事業プランも仕上がりそうです。またデザインやイラストなど、創造力をフルに活用する仕事に従事しているなら、新たな技術習得や画期的なアイデアを得るなどの幸運も夢ではないでしょう。
また前途の胡麻を食べる夢でも触れましたが、胡麻を使ったお菓子を食べる夢だった場合は、プライベートで過ごす時間でやる気を引き出す出来事に恵まれることを暗示しています。
関連する料理をする夢は、料理を作る夢の夢診断ページをご覧ください。
●胡麻を買う夢
停滞していた状況を打破するための有益な情報が得られる暗示です。
スーパーマーケットで買い物をする夢だったなら、私生活で色んなことに挑戦してみましょう。意外な経験が、今の悩みにリンクするヒントを与えてくれるかもしれません。安価で購入することが出来たなら、きっと現実でもお得に感じられる貴重な体験になるでしょう。
ちなみに現実ではあまり見ない光景ですが、希望の量に応じた量り売りで購入する夢だった場合は、物事もほどほどにセーブすることを心掛ける必要があります。仮にテンションを上げるような嬉しい出来事が舞い込んでも気持ちはクールに保ちましょう。
関連する買い物の夢は、買う・買い物の夢診断ページをご覧ください。
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●胡麻をもらう夢
誰かの優しい気遣いが、あなたの冷え切った心を暖めてくれるかもしれません。
何かを貰う夢は、思わぬ方角から棚ぼたな幸運が舞い込むことを表します。あなたに胡麻を手渡した人物が、その幸運を運ぶ人物としてそのまま投影されている可能性が高いでしょう。普段でもよく顔を合わせる相手なら、比較的早い段階でその兆候が現れるはずです。何気ない言葉も聞き漏らさないように、しっかりと耳を傾けておきましょう。
逆にあなたが胡麻をあげる夢も、分け与えるだけの多くの活力に恵まれることを表します。またあなたが胡麻を手渡した人物が、近日中に相談事を持ちかけてくるかもしれません。
●胡麻を捨てる夢
胡麻を捨てたことで、どんな印象を感じたかが夢を読み解くポイントです。
捨てて気分がスッキリする夢なら、感情に流されず冷静な判断が保てることを表します。活力の源とも言える胡麻を捨てるなんて、とんでもないと思われるかもしれませんが、このパターンは得られた活力による勢いを上手くセーブしようとする理性の働きが投影されている、と解釈されます。
逆に捨てたことを後悔する夢は、私生活において判断ミスを犯すこと、または大事な約束を忘れてしまうなどを表します。管理人の個人的な経験や見解としては、私生活での問題を抱える可能性が高いように思います。ちなみに前者の例も同様ですが、胡麻はとても小さいことから、活力の他に細やかな配慮などを表す例も存在します。そのため捨てたことでネガティブな感情を抱く夢だった場合は、周囲への配慮を忘れないように注意しておくと良いでしょう。
●ごま塩の夢
変わり映えのない日常に彩りを添えようとする心理を表しています。
日本人の主食であるお米は、日々食べることから夢を見た当人の経済力や私生活での変化を表します。つまり、白米に何らかの味付けをしようとする動作は、味気ない毎日を何かで補おうとしていることを示しています。味付けが濃い・辛い場合は、それだけ刺激を求めていることの裏返しですが、シンプルなごま塩の場合は、ちょっとした彩りを添える程度に留まるでしょう。
関連するご飯の夢は白米・ご飯の夢診断ページを、おにぎりの夢はおにぎり・おむすびの夢診断ページを、赤飯の夢は赤飯の夢診断ページをそれぞれご覧ください。
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●胡麻油の夢
落ち込んだ気分を盛り上げてくれる楽しい時間が過ごせるでしょう。
油は円滑さの象徴です。もっとも分かりやすい例として、他者とのコミュニケーションが円滑になることを表します。炒め物や揚げ物など、油を使った美味しい料理を食べる夢だったなら、誰かと一緒に楽しい時間を過ごすことになりそうです。
また胡麻そのものが活力のシンボルであることから、通常の油に比べて気持ちを高めてくれるでしょう。
関連する油の夢は、油(あぶら)の夢診断ページをご覧ください。
●臍(へそ)のごまの夢
自分のルーツについて考える時が訪れることを暗示しています。
臍(へそ)は体の中心に位置することから、自分という存在の中心にある存在を表します。例として故郷や所属するグループなどを表しますが、時に家族や身内を表すこともあります。そのため臍のごまが体から離れる光景を目にした場合は、故郷から離れること、または家族・身内を含めた親しい人物との別れを表すことがあります。逆に臍に沢山のごまが溜まっている光景を目にした場合は、自分の心の拠り所とする存在に豊かさがもたらされる吉兆の前触れと解釈します。
ちなみに臍のごまは、無理に取り除こうとすると炎症など引き起こす場合があるので控えておきましょう。