染める
鮮やかな色彩を放つ理想の自分
何かを好みの色に染める夢は、「影響」「感化」など新しい価値観に目覚めることを暗示しています。
特に髪の毛のカラーリングを変える夢は、価値観の変容の意味合いが強調されます。気に入った色に染めることが出来たなら、理想の自分へと変身する転換期を迎えることでしょう。また髪の毛だけでなく、衣服も自分好みの色に染め上げる夢だったなら、新たな自分を周囲へアピールすることを表します。いずれも好みの色を綺麗に染めることが出来たなら、きっと新たなあなたの姿に周囲にも大きな関心を寄せることになるでしょう。
今回は、あくまで染めるという行動のみに焦点を当てた解釈を項目別で取り上げています。それぞれの色の解釈については、色の夢診断一覧のページを別途参照してください。
●髪の毛を染める夢
新たな価値観に目覚めることを暗示しています。
様々な意味を持つ髪の毛の夢ですが、その多くは物の考え方ないし価値観を表します。そのため髪型を変えたり、髪色を変える夢は、今までとは違う価値観に変化する前触れとされています。
染まった色に感じる印象がそのまま反映されることが多く、明るい髪色であれば活発さを表し、シックで落ち着いた色であれば内省などの内向きな意味合いを示しています。
また美容師の手によって髪色を変える夢だった場合は、誰かがあなたの価値観を変えるきっかけを与えることを意味します。その人物がそのまま担当する美容師となって現れることがあります。相手の顔や話した言葉を思い出してみましょう。今後の展開を探るヒントが隠れているはずです。
関連する髪の毛の夢は、髪の毛の夢診断ページを併せてご覧ください。
●白髪を染める夢
心配事が解消する、または古い考え方を脱却することなどを意味します。
白髪になる夢の重要なポイントは、見た際に老化を感じたか否かです。若々しく美しい銀髪に見える夢だった場合は、成熟した価値観を表します。逆に老け込んだ印象を感じる白髪だった場合は、心労が絶えない状況にあることを意味します。また黒髪から急激に白髪に変わる夢も、急激な状況の悪化を指すとされています。
もしも後者の例から染める夢に該当する場合は、誰かの有益なアドバイスによって絶望的な状況が脱することを表します。前途の髪の毛を染める夢と同じく、誰かに白髪を染めるのを手伝ってもらう夢だった場合は、一緒に作業した人物があなたをサポートする役割を担うことを暗示しています。
関連する白髪の夢は、白髪の夢診断ページを併せてご覧ください。
●布生地を染める夢
将来の夢を見つけたり、新しい進路が開かれることを暗示しています。
布生地は加工するこで別の姿に変化することから、可能性のシンボルとされています。布生地単体でも吉兆の夢ですが、何らかの影響を受けることを表す染める工程を挟む場合は、誰かの提案によって新たな進路を見出すことを表します。自分好みの色に染めることが出来たなら、きっと将来への見通しも明るいものになるでしょう。
また染め上げた布を広げる光景も同時に見れたなら、いよいよ夢に向かって一歩を踏み出す吉兆の前触れです。
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●衣服を染める夢
新たな価値観を身にまとうこと、そしてその印象が周囲にも伝わることを意味します。
衣服が印象的な夢は、あなたが周囲に向ける価値観と、実際に周囲があなたに感じている印象の両方を表します。そのため実際の趣味とは異なる服装をする夢の場合は、あなた自身の価値観が変化することや、実際のあなたと周囲があなたに感じる印象に差異が生じていることを表しています。
特に服装の色は、どのような感情を抱いているかを読み解く重要なポイントです。気に入った色に染めた服装を見た人物が、とても褒めてくれる夢だったなら、周囲が新たな価値観を手にしたあなたに好印象を持つことを暗示しています。逆に怪訝な反応する夢だった場合は、ギャップの差に戸惑いを感じるかもしれません。
●染めた色にムラがある夢
新たな考え、古い考えの両方が混在した状態を投影しています。
特に髪の毛はこの傾向が強まります。ムラになった箇所を見て恥ずかしいと感じる夢だったなら、新たな価値観に馴染めずに戸惑う場面がありそうです。また誰かの手によって染めた物にムラが生じる夢だった場合は、受け取ったアドバイスを十分に活用できていないことを表しています。
また色ムラと同じく様々な色が混じる夢も、思考が入り乱れた状態を表します。
●染めた色が落ちる夢
新たな価値観に馴染めないことを意味します。
どのような経緯で色が落ちたかを思い出してみましょう。洗った結果落ちてしまう夢だった場合は、新たな価値観や考えを活用する場面が終わりを迎えることを表します。特に髪の毛を洗うシチュエーションは、心配事が解消することを表すため、逆に落ちる夢は吉兆な例とされています。
また元の色に戻る夢であれば、現実でも以前の状態に戻ることを表しますが、まったく別の色に変わっている場合は、様々な経緯を経て別の価値観に目覚めることを暗示しています。もちろんこの場合も色によって意味合いが変化するので、各色の夢についても一緒に調べてみましょう。
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●染めたい色が決まらない夢
理想の自分の姿が曖昧なことを表します。
どのようなシチュエーションだったかも詳しく思い出してみましょう。誰かが提案する色がいまいち気に入らない夢だったなら、夢に登場した人物からのアドバイスもいまいち心に響かないことを意味します。
明るい色が好みなのに、何故かシックな暗めの色ばかり薦められる夢だった場合は、相手のあなたに対する印象が、想像とかなり異なることを暗示しています。案外素直に提言を受け入れることで、新たな価値観に目覚めるかもしれませんよ。
自分一人で色が決められない夢は、自分を上手く客観視できていないことを表します。特に髪色を変えようとする夢はこの傾向が強く、同時に現在の自分に不満を感じていることを表します。
●染めた色が変わる夢
変わった色にどんな印象を感じたかを思い出してみましょう。
とても気に入る夢だったなら、様々な方向から価値観を変える影響を受けるものの、その良い面を上手く取り入れることを表します。髪の毛はもちろん、衣服も好みの色に変化する夢だったなら、周囲にも変化を続けるあなたの活発な姿勢が好印象を与えるでしょう。
逆に不満を感じる夢だった場合は、新しく取り入れた価値観に上手く適応できないことを暗示しています。ただし暗めの色から明るい色に変化する夢の場合は、あなた自身の不満とは裏腹に良い変化を与える可能性があります。
●色が上手く染まらない夢
色が落ちる夢と同じく、新たな価値観に上手く馴染めないことを表します。
染まらないだけならまだしも、望まない色に変わってしまったなら、価値観を改めるつもりが大きな誤解を抱くことを暗示しています。そのまま外出して、周囲の人々から怪訝な反応をされる夢だったなら、誤解に気付かぬまま思わぬ失敗をしでかしてしまうかもしれません。
ちなみに髪の毛のカラーリングだった場合は、髪そのものの状態にも注目してみましょう。色が染まらないだけでなく、真っ直ぐだった髪の毛が曲がってしまったり、逆に巻いた髪が真っ直ぐになるなど、形状にも変化があった場合は、理想とは違う別の価値観に目覚めることを暗示しています。