泣く
乾いた心は涙で潤う?泣いたぶんだけ幸せが訪れるかも
夢の中で涙を流す光景は、悲しい気持ちとは反対に、嬉しい出来事を表す吉兆の夢とされています。
笑う夢と同じく泣く夢は、夢の状況とは逆の状況を表す「逆夢」の代表的なパターンとして挙げられます。由来については不明ですが、この体から何かを出す夢は血や排泄物なども共通して吉夢とされています。恐らく体から溢れるほどの豊かさが得られるためだと考えられます。
泣く夢も、大声で泣くほど運が開けるとされ、泣き終わって気分がスッキリする夢ならさらに大きな幸運が期待できます。ただしシチュエーションや登場人物によっては、本当に泣きたくなるような凶事を暗示するパターンも存在します。可能な限り夢の内容を思い出しながら、それぞれの項目をじっくり見てみましょう。
●悲しくて泣く夢
目覚めた際にスッキリとしていた場合は、今現在取り組んでいる物事に区切りがつき、事態が好転することを示しています。
誰かが亡くなって悲しむ夢だった場合は、その人物が顔見知りだったか、見知らぬ人物だったかで意味合いがやや変化します。
知人が亡くなる夢だった場合は、その人物の価値観が大きく変化する、またはお互いの関係に良い変化が生じることを表しています。逆に見知らぬ人物だった場合は、古い価値観を捨てて新たな自分へと生まれ変わる前触れとされています。
●痛くて泣く夢
災い転じて福となす、を体言する出来事が起こる暗示です。
怪我を負って痛みを感じる夢は、本来トラブルを被る夢とされています。しかし痛みに涙を流す夢は、そのトラブルによる影響を上手く中和すること、経験を知恵として蓄えることを同時に表しています。
また血が流れる夢だった場合は、経済的にも嬉しい変化が期待できます。足や首など、基盤の象徴に数えられるパーツだったなら、嬉しい臨時収入も夢ではないでしょう。
●感動して泣く夢
この先、あなたの精神面で大きな変化が訪れる予兆です。
夢の中で感動した対象が大きなヒントになるでしょう。テレビ番組を眺めて感動する夢だったなら、思わぬ方向から嬉しい知らせが舞い込むかもしれません。
また映画館で見た映画に感動する夢だったなら、あなたが過去に経験した出来事に進展があることを暗示しています。誰かと一緒に見る夢だったなら、その人物と一緒に過去の思い出話に花が咲くかもしれません。
関連する映画館の夢は、映画館の夢診断ページを併せてご覧ください。
●何故か泣いている夢
特に理由もなく泣いてしまう夢であった場合、変化のない日常に小さな発見をするかもしれません。
夢の中でも原因が特定できないこともあり、その変化は思いもよらない方角からやってくるかもしれません。また一緒に過ごす相手が、何故か泣いてしまう夢だった場合は、その人物があなたと過ごす時間を好意的に捉えていることを表しています。一緒に泣く夢だったなら、お互いをよく知る充実した時間を過ごすことになりそうです。
ただし見知らぬ人物が、遠くから泣きながらあなたに近付いてくる夢だった場合は凶事の前触れとされているので要注意です。
●誰かを泣かせてしまう夢
泣かせてしまった人物が、知っている人物だった場合、その人物に興味や好意が芽生え始めていることを示しています。
相手と喧嘩するシチュエーションなら、今よりもずっと相手を知る機会が訪れそうです。お互い激しく喧嘩して泣く夢なら、二人の距離がぐっと近付くことも期待できます。
また知らない人物であった場合は、これから強い興味を抱く人物が現る、または内面に激しい葛藤を抱えることなどを表します。相手が名前を名乗ったり、顔の特徴がはっきりと思い出せる夢だった場合は、前者の新たな出会いの可能性が高まります。
関連する喧嘩をする夢は、喧嘩する夢の夢診断ページを併せてご覧ください。
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●誰かが泣いている夢
自分ではなく他人が泣いている夢だった場合、どんな人物が泣いているかによって判断が変わります。
顔見知りの人物であった場合、その人物が何らかの強い不安を抱えている予兆とされています。また泣いている人物が、あなたの関心を惹こうとしていることを表すパターンも存在します。意中の相手が泣く夢だったなら、お互いの距離を近づける嬉しい出来事も期待できそうです。
知らない人物であった場合、あなたが普段気にも留めない人物が不安に囚われていると考えられます。
いづれにせよ、両者は何らかの形であなたと関わりを持つ人物と推測されますので、悩みがあったら聞いてあげるなどの小さな配慮を怠らないようにしましょう。
●泣くの我慢している夢
泣く夢は本来、抱えている不安やストレスを自浄する役割を担っています。
従って、泣くのを我慢しているのはあなたが強い責任感、自責の気持ちから疲労が見え始めている兆候です。
ストレスをためすぎないよう適度な息抜きしましょう。
●誰かが死んで泣く夢
知らない人物の死を悲しむ夢なら、古い価値観から解放されることを意味します。
一見すると縁起の悪そうな夢ですが、実は見知らぬ人物が死んでしまう夢は再生を象徴する幸運の兆しです。葬儀にも参加する夢なら、新たな価値観に目覚める決定的な場面を経験することとなるでしょう。
また知人が亡くなる夢であっても、その人物が新たな再生を果たすことを表します。夢の中では悲しい気持ちで一杯になるかもしれませんが、現実では生まれ変わるような気分を味わう幸運が期待できます。
関連する葬儀の夢は、お葬式の夢診断ページを併せてご覧ください。
●赤ちゃんが泣く夢
通常の泣く夢とは異なり、自分の未熟さを痛感することを暗示しています。
泣く夢は心の蟠りを中和する幸運の夢ですが、赤ちゃんの場合は無力さを表すとされています。大声で泣きじゃくる様子が印象的な夢なら、現実でも泣きたくなるような悔しい出来事を経験するかもしれません。また見知らぬ小さな子供が泣く夢も同様の意味を持ちます。
ちなみにこの夢には、もっと自分の可能性に目を向けるべきである、と解釈するパターンも存在します。泣いている声を辿って赤ちゃんを発見する夢だった場合は、こちらの可能性もあります。
関連する赤ちゃんの夢は、赤ちゃんの夢診断ページを併せてご覧ください。
●亡くなった人が泣く夢
家族や親族に起こるトラブルを予兆しています。
故人が登場する夢には幾つか注意が必要な例が存在しますが、この泣く夢は代表的な要注意パターンです。一言も言葉を発さずに泣く姿を見たなら、深刻な問題を表すとされています。
亡くなった人物が立っていた場所や、指差す方向など、出切るだけ夢の詳細を思い出してみましょう。避けることは出来ずとも問題を軽減するヒントが見つかるかもしれません。
管理人も個人的な体験として、この夢の後に親族に治療が困難な病気が見つかった例があります。後々自分以外の親族も同じ夢を見たことが分かり戦慄した覚えがあります。
関連する故人の夢は、亡くなった人の夢診断ページを併せてご覧ください。
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●悔しくて泣く夢
成長を実感する充実した時間を過ごせるかもしれません。
泣く夢では指折りの吉兆な例です。何らかのゲームやスポーツ競技に負けて悔しい夢だったなら、特に成長を実感することになりそうです。もしも対戦した相手と実際に接する機会が訪れたなら、相手と過ごす時間の中で嬉しい変化を経験するかもしれません。
目一杯泣いて気持ちがスッキリする夢だったなら、成長をさらに後押しする新たな発見も期待できそうです。
●遠くで泣く声が聞こえる夢
泣き声が近付いてくる夢だったなら、近い内に厄介な問題を抱える暗示です。
泣き声だけが聞こえる夢は、あなた自身とは関連性は低いものの、周囲で悲しい出来事が起こることを表しています。つまり泣き声の主があなたに近寄ってくる夢は、その悲しい出来事があなたにも関わりがあることを示しています。その正体をハッキリと認識する夢だった場合は、可能性がさらに高まるため特に注意しておきましょう。
逆に声が遠ざかっていく夢なら、悩みや問題も少しずつ解消していくこと表しています。
●泣いている人を慰める夢
泣いている人物が、あなたの関心を惹こうとしていることを表しています。
優しく慰めたことで泣き止む夢だったなら、思惑通りあなたの関心を引き寄せ、本格的にアクションを仕掛ける段階に入ることを示しています。その後相手があなたに発したことが、あなたに伝えたいメッセージそのものを表します。出切るだけ詳しく思い出してみましょう。
逆のパターンも同様の解釈であり、慰めてくれた人物に強い興味を示していることを表しています。
●笑いながら泣く夢
自分の力ではどうにもならない窮地に立たされてしまうかもしれません。
泣く・笑うなどの感情表現は、両方とも強いストレスを和らげようとする意味合いが含まれています。従って泣き笑いという激しい感情を露にする光景は、相応の強いストレスを抱える、または内面に激しい葛藤が起こることを表しています。特に大笑いする夢は、最も鬱憤が溜まった状態と推測されます。
また稀な例だと思いますが、キノコなどの特定の食べ物を口にしたことで激しく泣く・笑うなどの状況に陥る夢だった場合は、誤った情報を掴んだことで混乱に陥ることを表します。該当する場合は用心しておきましょう。
関連する笑う様子の夢は、笑う・笑われる夢の夢診断ページを併せてご覧ください。
●血の涙を流す夢
思わぬ方角から嬉しい知らせが舞い込んでくるかもしれません。
血が流れる夢は、思わぬ臨時収入が得られるなどの吉兆の夢として知られています。もちろんこの例も例外ではありません。見知らぬ場所で泣く夢なら、新たな転職先を見つけたり、新たに始めた副業が軌道に乗るなどの嬉しい変化が期待できます。
ただし強い痛みを感じたり、流れる血が多すぎて気絶してしまう夢だった場合は、結末は良くとも多くの時間を浪費することを暗示しています。