肌・皮膚
2020/02/10
人間関係を円滑にするには、こまめなスキンケアが大切?
肌や皮膚が印象的な夢は、「体裁」「対人面での変化」を表します。
この解釈は、肌や皮膚が体の「表面」であることが主な由来のひとつです。
数ある身体のパーツの中でも最も外側であること、つまりあなたの内側で生成されたものが、周囲にも見える形で表れることを指します。
従って肌や皮膚に関する夢は、その多くが、あなた自身が感じ取る変化であると同時に、周囲の人物にも認識されるケースがあります。
詳細は下記の項目で解説しますが、肌に何らかのトラブルが起こる夢であれば、周囲とのやりとりに注意を払っておいたほうがいいでしょう。
●綺麗な肌の夢
心身ともに充実した時間を過ごしていることを指します。
張りのある美しい肌は、あなたの客観的な体裁が良好であることを表します。どちらかと言えば、あなた自身よりも周囲があなたに感じる印象であることが多いようです。
また綺麗なスッピン状態での肌を誰かに誉められる夢なら、嬉しい出来事が舞い込む暗示です。化粧をした状態では意味合いがやや異なります。
化粧をした肌の夢は、化粧をする夢の夢診断ページを別途参照してください。
●汚い肌の夢
前途の綺麗な肌の夢とは逆に、停滞した心身の状態を表します。
肌が印象的な夢は、文字通り表面に表れる事象を暗示しています。もしかしたら、あなたの不調が周囲にも伝わっているかもしれません。
また実際に体調の変化を指すケースも考えられます。思い当たることがあるなら、早めのケアを心がけましょう。
●肌を手入れする夢
お肌のケアをする際に、どんな印象を感じましたか?
素肌を見せることを恥ずかしい、または焦燥感を感じながらケアをする夢なら、知られたくない何かを誰かに悟られることを暗示しています。
特に頬や額などの特定の箇所を念入りにケアする夢なら、そのパーツに関連する何かに問題が発生することを指します。一緒にそのパーツの項目を調べてみましょう。
関連する顔の夢は、顔の夢診断ページを合わせてご覧ください。
●日焼けする夢
日焼けした肌を見た際の印象によって、意味合いが大きく変化します。
とても健康的な印象であれば、公私に渡り活発な状態であることを意味します。あなた自身が日焼けをする夢であれば、これから交友関係が大いに盛んになりそうです。
逆に不健康な印象を感じる場合は、対人面で厄介なトラブルを抱える暗示です。また汚い肌の夢と同様に、体調面が優れない場合は早めにケアしておいたほうがよさそうです。
●肌にニキビができる夢
心の奥に隠れていたコンプレックスが、表面に浮かび上がる暗示です。
もしもニキビがあることを誰かに指摘される夢であれば、そのコンプレックスが誰かに知られることを指します。
気付かないうちにニキビが出来ていた、というシチュエーションであれば、うっかり口を滑らせてしまうことを予兆しているので要注意です。
関連するニキビの夢は、ニキビの夢診断ページを合わせて参照してください。
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●肌が荒れる夢
対人面での不和を暗示しています。
あなた自身はもちろん、夢に登場した誰かの肌が荒れていた場合も同様です。特に別の誰かが知人であった場合は、現実世界でその人物とのコミュニケーションに少し気を配っておいたほうがよさそうです。
また荒れた肌が回復する様子を見た場合は、その場面を注意深く思い出してみましょう。対人面での問題を解決するヒントが隠れているかもしれません。
●鳥肌が立つ夢
もしかしたら、あなたにとって天敵とも呼べるような存在と対峙することになるかもしれません。
肌に何らかの異変が起こる夢は、そのほとんどが対人面での何らかの変化を指します。外部からの刺激である傷や痣(あざ)などは、コンプレックスやトラウマなどを指しますが、生理的な反応による発疹(ほっしん)や蕁麻疹(じんましん)などは、一種の防衛本能に近い「嫌悪感」を表します。
もちろん鳥肌も上記の生理的反応と同じく、周囲の人間関係の変化に対する反応を意味します。おそらく近日中にその嫌悪感を生み出す正体である人物が判明すると推測します。
●肌に傷跡ができる夢
何らかのアクシデントによって出来た傷跡か、それとも最初から存在した傷跡か、のいずれかで意味合いが異なります。
何かにぶつかるなどの外部からのアクションによって傷跡が出来る夢は、対人面で思わぬ問題を抱える暗示です。もしかしたら心に大きな傷跡を残すような心ない言葉を投げかけられるかもしれません。
既に傷跡がある箇所が印象的な夢なら、過去に経験したトラウマに再び関心が集まることを暗示しています。この場合も、以前に特定の誰かとの間に起こった不和である可能性が高いでしょう。
関連する傷跡や内出血の夢は、痣(あざ)の夢診断ページを合わせてご覧ください。
●皮膚がはがれる夢
皮膚がめくれた際に、どんな印象を感じましたか?
肌がめくれる夢は、良い印象であれば新しく生まれ変わる「再生」を指し、悪い印象であれば本音で相手と向かい合いたいと望む願望を表します。
また火傷によってただれた皮膚がめくれる夢は、上記の「再生」の意味合いがより強くなります。もしかしたら既存の考え方を一変するような出来事に遭遇するかもしれません。
関連する火傷の夢は、火傷の夢診断ページを合わせて参照してください。
●瘡蓋(かさぶた)の夢
心に残った傷跡が少しずつ治癒されることを意味します。
この傷跡の正体は、これまで過去に経験した、対人面でのトラウマなどが主でしょう。また同時に過去に捉えていた何かが大きな誤解であった、などの事実が発覚するかもしれません。
なお、瘡蓋をはがしてしまう夢は自虐的な心境を意味します。心当たりがある方は、ひとまず自分を責めるのは控えておいたほうがいいでしょう。
関連する瘡蓋の夢は、瘡蓋(かさぶた)の夢の夢診断ページをご覧ください。