50音別 「お」から始まる夢 あ行 食べ物・飲み物

お粥

何気ない日常にありがたみを感じるかも

消化に良くお腹に優しいお粥は、「温情」「再生」などを象徴します。

夢占いにおける消化の良し悪しは、その食べ物が象徴する情報・知識がどれだけ理解しやすいかを判断するポイントです。お粥は特にこの消化の良さが強調された食べ物であり、一見すると理解し難い知識を習得する吉兆の夢に思えますが、実際には何かをプラスする夢ではなく、バランスを崩したマイナスな状態からゼロに戻そうとする意味合いがあります。

由来となる要因のひとつとして、お粥が何気ない日常の象徴であるお米を使って作られていることです。米は他の食べ物のシンボルと少し異なり、主食であることから毎日の生活の変化を意味します。米が経済力の象徴を持つのも、この日常の変化を捉えていることが由来ですが、通常の白米を食べず、あえて消化の良いお粥にすることから、体調面に何らかの不調があると読み解けます。

ただし夢の中での体調不良がそのまま現実に反映されることは稀であり、実際には私生活での起こる対人トラブルや金銭面での問題がほとんどです。いずれの問題にせよ、お粥を食べて元気になる夢だったなら、現実の世界でも元気を取り戻すことが出来るでしょう。

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●お粥を食べる夢

崩れたバランスを立て直そうとする心理状態を表しています。

お粥を食べる際の体調も注意深く思い出してみましょう。特に変化がないようなら、日常での小さな問題を順序立てて解消することを意味します。このパターンでは、対象となる問題も些細な類でしょう。お粥も美味しく食べることが出来たなら、スムーズに事を進めることが出来るでしょう。

ただし風邪などの体調不良の状態で食べる夢だった場合は、抱える問題が大きいことを意味します。もちろんお粥を食べて体が暖まる、元気になる夢なら、困難な問題も上手く片付けることが出来るでしょう。

関連する風邪の夢は、風邪の夢診断ページを併せてご覧ください。

●お粥を作る夢

理解しにくい情報を分かりやすい形に変えることを表しています。

夢占いにおける消化のしやすさは、取り込んだ情報が理解しやすいか否かを判断する重要なポイントなのは、冒頭でも触れた通りですね。つまりお粥を作る夢は、受け取った情報を工夫して取り入れることで上手く活用することを表しています。出来上がったお粥を美味しく食べて元気になったなら、その試みも大成功するはずです。

ただしお粥に火を通し過ぎてドロドロになってしまう夢だったなら、逆に手を加え過ぎて大事な本質を見失ってしまうことを暗示しています。

関連するお米の夢は、白米・ご飯の夢診断ページを併せてご覧ください。

●お粥をこぼす夢

風邪を引くシチュエーションと同時に見たなら、状況が悪化することを暗示しています。

液状の食べ物・飲み物をこぼしてしまう夢は、取り返しのつかない失態を犯すことを指す代表的なパターンです。お粥の場合も例外ではなく、風邪などの体調不良の状況と同時にこの夢を見たなら、状況を改善させるどころか逆に悪化させてしまうことを指します。

また上記とは別に、米が日常・金銭の象徴であることから、日常的に発生する出費で厄介な問題を抱えると解釈するパターンも存在します。

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●お粥に味を足す夢

退屈な日常に飽き飽きしていることを表しています。

食べ物に調味料で味を足す夢は、文字通り「味気なさ」を感じていることを意味します。お粥の場合は日常を象徴するお米であるため、端的に見れば変わり映えのない毎日に退屈していると考えられます。また体調不良で食べるシチュエーションなら、まだまだ完全復帰には時間が必要なことを表します。

多少塩気を加える程度なら問題ありませんが、加え過ぎて塩辛くなったり、辛味が強すぎてしまう夢だったなら、強い刺激を渇望していることを表しています。体調がさらに悪化してしまう夢だった場合は、どの貪欲さが災いすることを指すので要注意です。

関連する調味料の夢は、調味料の夢診断ページを併せてご覧ください。

●お粥が腐る夢

疲れを感じたなら、早めに休息を取るようにしましょう。

食べ物が腐る夢は、一般的に古い情報を掴む、または誤った情報を耳にする、のいずれかを表します。お粥の場合もその限りではありませんが、お米は日常や財産などの「既に保有している力」を表す傾向があります。そのためお粥の状態が、あなた自身の生活態度の投影と捉えることが出来ます。もしも体調に少しでも不安を感じているなら、早めに休息を取って体制を整えましょう。

ちなみにお粥を意図的に腐らせ、付着したカビを見て占う「粥占い」という占いが本当に存在します。有名所は長野県の諏訪神社でしょうか。
国内の数箇所の神社で行われるこのユニークな粥占いは、粥の状態からその年の吉凶を占います。尚、2,020年の結果は、どの神社も総じて最悪だったようです。結果は...言うまでもありませんね。

●お粥を買う夢

バランスの崩れた日常に、安定をもたらすヒントが見つかりそうです。

買ったお粥を食べて元気になる夢だったなら、気乗りしないお誘いにも積極的に参加してみましょう。意外なヒントが見つかるかもしれませんよ。またお店の従業員が知人だった場合は、その人物があなたに有益なアドバイスを与える助言者であることを暗示しています。

またお粥に限らず、買い物をする夢で重要なのが支払った金額です。安く買えた場合は吉兆と読みますが、常識を逸脱した高額な金額で買う夢だった場合は、労力に見合わないリターンであることを指すので要注意です。

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●お粥を捨てる夢

お粥を捨てて、白米を食べる夢だったなら均衡を取り戻すことを意味します。

お粥を捨てる、体調が良くなる、の二つが該当するならさらに復帰の意味合いが強調されます。これまで公私に渡る不調に悩まされていたなら、もうじき正常な状態へと変化するはずです。白米が美味しく感じられたなら、状況が改善するだけでなく、さらなる幸運が期待できます。

ただし誤って捨ててしまう夢だった場合は、バランスを失った日常を整える術を失うことを意味します。

●お粥が冷める夢

憂鬱な毎日に、絶望する様子を投影しています。

家に帰っても退屈なばかりか、満たされない気持ちになってはいませんか?また夫婦や家族の間で深い溝が出来てはいないでしょうか?
暖かい食べ物が冷めてしまう夢は、日常でも熱ないし活気を失うことを意味します。お粥を筆頭に米を使った食べ物の場合は、ことさら日々の生活を表す傾向があります。他に暖かい食べ物を口にする夢だったなら、心の隙間を埋める方法を見つけることを表しますが、根本的な解決に至っているかは怪しいところです。冷めたお粥に目もくれず、甘いお菓子を貪る夢なら浮気の可能性も浮上します。

また冷めたお粥を誰かが温めてくれたなら、その人物が悩みを解決するヒントを与える助言者であることを暗示しています。もしもパートナーや家族だったなら、気は進まなくともじっくり話し合うのが解決させる一番の近道かもしれません。

●お粥がもらう夢

夢に現れた人物が、穏やかな日常を取り戻すお手伝いをしてくれるかもしれません。

貰ったお粥を食べて元気になる夢だったなら、抜群の効果を発揮するでしょう。相手が普段でもよく知る相手なら、それとなく悩みを相談してみるのも良いでしょう。ただし、逆にお腹を壊す夢だった場合は事態が悪化する、または期待外れに終わることを指すので注意しましょう。

逆にあなたが誰かのためにお粥を作る・あげる夢を見た場合は、その相手が不調に悩むことを指します。出来る範囲で力になってあげましょう。

●卵粥の夢

絶望の中にも、まだ小さな希望が残されていることを意味します。

希望の象徴である卵を料理に加える夢は、その料理が本来意味する力に新しい可能性が広がることを表します。お粥が登場する夢は、少なからず不調な様子を表す傾向がありますが、卵が加われば状況を好転させる兆しが見えてくると言えるでしょう。もちろん自分で作る夢なら、自らその可能性を切り開くことになるでしょう。

ただし、割った卵の中身が殻だった、黄身が無かった、などの奇妙な夢だった場合は期待外れに終わることを指します。

関連する卵の夢は、卵の夢診断ページを併せてご覧ください。

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